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マリオ・パシャリッチさんのプレースタイルについて、どんな特徴を持つ選手なのか気になっている方は多いのではないでしょうか。
パシャリッチさんは「静かなるフィニッシャー」と呼ばれる、3列目から飛び出してゴールを量産するアタランタBCの中盤の要で、セントラルMFでありながらストライカー並みの得点感覚を持ちます。
188cmの長身を活かした空中戦と、左右両足でバランスよく決める多彩なフィニッシュは、クロアチア代表でも欠かせない存在として評価されています。
この記事では、パシャリッチさんのプレースタイルの特徴を守攻両面から整理し、命の危険を乗り越えたユニークな経歴とあわせて詳しく紹介します。
記事のポイント
①:3列目からペナルティエリアへ遅れて侵入する得点パターンが最大の武器
②:左右両足・ヘディングと多彩なフィニッシュでゴールを量産する
③:一試合で3〜4ポジションをこなす戦術的柔軟性
④:ブドウ球菌感染症克服からアタランタでEL優勝を果たした逆境の男
マリオ・パシャリッチのプレースタイル|MFながら高い得点力
- 3列目からの飛び出しと空間知覚能力
- 188cmの空中戦と両足バランスの良いフィニッシュ
- 戦術的柔軟性と複数ポジションへの適応力
- 守備面での貢献とフィジカルを活かしたデュエル
- 課題:ビルドアップでの貢献度の低さ
- eFootball評価と現在のアタランタでの役割
3列目からの飛び出しと空間知覚能力
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マリオ・パシャリッチさんのプレースタイルの最大の特徴が、3列目(セントラルMF)からペナルティエリアへ飛び出してゴールを奪う能力です。
「低い位置からするすると前線に上がっていき、前線にできたスペースを突いて行く」という表現がその動きを的確に表しています。
ランパードに例えられる飛び出しパターン
パシャリッチさんのゴールパターンは、元イングランド代表のフランク・ランパードさんに例えられるほどです。
「遅れてボックス内に入るランのタイミングは絶妙で、相手ディフェンスにとって予測が極めて難しい」という評価は、その飛び出しの巧みさを示しています。
相手守備陣の視界から消えるようにペナルティエリア内へ侵入する技術は高く、気づいたときにはすでにゴール至近距離でシュート体勢に入っているという場面が多く見られます。
「空いたスペースを見つける戦術眼、味方とタイミングを合わせて動き出す感覚に優れている」という分析がパシャリッチさんの得点の源を的確に表しています。
期待得点(xG)を上回る決定力
パシャリッチさんの得点力は、フィジカル以上に「卓越した空間知覚能力」に支えられています。
期待得点(xG)を上回る実際のゴール数は、難しいチャンスでも確実に仕留める決定力の高さを証明しています。
「裏に飛び出して冷静に沈めるのがパシャリッチの最も得意な形だ」という評価は、スピードや強引さではなく、タイミングと判断の正確さで崩す知的なフィニッシャーであることを示しています。
ゴールの多くがゴール至近距離からのワンタッチやヘディングであることも、ポジショニングの良さがいかに重要かを示しています。
アタランタ加入後の圧倒的な数字
アタランタ加入後の6シーズン(2018〜2024)で公式戦通算48ゴール30アシストという数字は、セントラルMFとしては驚異的な成績です。
この数字が全てを物語っており、3列目からの飛び出し戦術を極限まで磨いた結果として達成されたものです。
ガスペリーニ監督のシステムが、パシャリッチさんの飛び出しの動きを最大限に活かすように構築されており、監督との戦術的な相性の良さが数字に直結しています。
188cmの空中戦と両足バランスの良いフィニッシュ
パシャリッチさんの得点パターンが多様な理由として、身体的な特徴も大きく関係しています。
「188cmの長身を生かし、ストライカーさながらにヘディングでの競り合いを制して決める」という評価は、MFとしては際立った武器を持っていることを示しています。
左右両足でのバランスの良いゴール
パシャリッチさんのアタランタ加入後のゴールを分類すると、左足15点・右足22点・ヘディング7点というデータがあります。
これだけバランスよくゴールが決められる選手は珍しく、「両利きであることもまたパシャリッチの強みなのだ」という評価につながっています。
左右どちらの足でもコースを狙えるため、ゴールキーパーにとっては守りにくく、守備側も読みにくいという特性があります。
セントラルMFから飛び出してきた選手が左右両足で精度の変わらないシュートを打てるというのは、対戦チームにとって非常に厄介な脅威です。
ヘディングによる制空権
188cmという長身を活かしたヘディングは、セットプレー時にも大きな武器となります。
相手を押し込んだ場面では、第3のストライカーとしてもヘディングでゴールを狙うことができます。
コーナーキックやフリーキックの場面では、中盤からゴール前に走り込んでのヘディングゴールが得点パターンのひとつとなっています。
空中戦でのアドバンテージは守備面でもあり、競り合いでボールを跳ね返す能力はチームの守備の一端を担っています。
フィニッシュの確実性と多様性
ゴールを決める際のパシャリッチさんの特徴は「冷静さ」にあります。
ペナルティエリア内でのワンタッチシュート、ヘディング、右足・左足と状況に応じた最適なフィニッシュを選択する能力は、得点量産の基盤となっています。
アタランタでの188試合以上の出場で積み上げてきたゴール数は、この多様なフィニッシュ技術が一貫して機能してきた証明です。
MFポジションから多様なルートでゴールを奪える能力は、チームとしての攻撃の選択肢を大幅に増やします。
「第3のストライカー」として機能できるこの両足・ヘディングの均等なゴール分布は、現代のMFに求められる万能性の象徴です。
戦術的柔軟性と複数ポジションへの適応力
パシャリッチさんのプレースタイルで特筆すべきもうひとつの特徴が、戦術的な柔軟性の高さです。
「守備的MF、中央MF、攻撃的MF、右ウィング、さらには偽9番としても機能する」という評価は、現代サッカーが求めるユーティリティ性の高さを示しています。
「1試合で3〜4ポジション」という自己表現
パシャリッチさん自身が「1試合の中で3つか4つの異なるポジションをこなせる」と語っているほど、ポジションへの適応力は高いです。
これはチームの戦術状況に応じて流動的にポジションを変えながらも、常に効果的なプレーができるということを意味しています。
ガスペリーニ監督のアタランタが採用するマンツーマンのハイプレスと高い流動性を持つ攻撃サッカーには、このような柔軟なポジションチェンジができる選手が不可欠です。
パシャリッチさんはその要件を最も高いレベルで満たす選手の一人として評価されています。
アタランタのシステムとの相性
「ガスペリーニのもと復活し、アタランタで才能が完全に開花する」という評価は、チームの戦術との相性の重要性を示しています。
ガスペリーニ監督はコープマイネルスさんをトップ下に置き、パシャリッチさんをセントラルMFとして起用するという役割分担をしており、「より低い位置での強度でパシャリッチが勝る」との判断がそこにはあります。
アタランタの3-4-2-1や3-4-3といったシステムの中で、パシャリッチさんは中盤の中心から飛び出しと守備の両方を担う重要な役割を果たしています。
クロアチア代表でもシステム変更(4バックから3バック)が試みられる中、アタランタでこのシステムを熟知しているパシャリッチさんの価値は代表でも高まっています。
ランパードと比較される中盤からの得点力
中盤からゴールに飛び出すスタイルは、現代サッカーでは「インサイドミッドフィールダー」と呼ばれるポジションの典型例です。
ランパードさんはこのポジションの代名詞的な選手であり、パシャリッチさんがその系譜に位置付けられることは、得点力と動き出しのパターンが高く評価されていることを示しています。
チェルシーのアカデミーでの経験も、ランパードさんと同クラブを経由したことによる縁のある評価と言えます。
守備面での貢献とフィジカルを活かしたデュエル
攻撃の印象が強いパシャリッチさんですが、守備面での貢献も見逃せない特徴です。
「非保持時には、そのフィジカルを活かしたデュエルで対面の相手を封じ込める。守備性能も決して低くはない」という評価は、攻撃専門ではないことを示しています。
ガスペリーニ監督のハイプレスへの貢献
ガスペリーニ監督が志向するマンツーマンのハイプレスは、チーム全員が高い守備強度を保つことを前提としています。
セントラルMFのパシャリッチさんが高い守備強度を維持できるため、アタランタの守備システムに欠かせない存在となっています。
188cmという体格を活かしたデュエルの強さは、ハイプレスの場面で相手MFやCBに対して激しく圧力をかけることができる武器です。
「ゆえに、どのクラブでもセントラルMFとして起用されてきたのだろう」という評価は、守備面での信頼性がポジション起用の根拠となっていることを示しています。
ボール奪取と守備強度
攻撃的な選手がセントラルMFで起用され続けるためには、守備面での貢献が不可欠です。
パシャリッチさんはフィジカルを活かしたデュエルと守備への貢献により、監督から信頼されるセントラルMFとしての地位を確立しています。
チェルシー時代からの多様なクラブ経験が、守備意識と守備技術の習得に寄与したと見られています。
異なる国・リーグ・監督のもとで守備要求をクリアし続けたことが、パシャリッチさんの守備面の充実につながっています。
攻守のバランスが生み出す万能性
攻撃面での得点力と守備面での貢献力を兼ね備えた選手は、現代サッカーにおいて特に価値が高いです。
「フィニッシャーとしてだけでなく、中盤での組み立てにも関与する。パス成功率は常に高く、xGBuildup(シュートやアシストに至るまでのプレーへの関与)のデータも優秀」という評価は、攻守にわたる万能性を示しています。
現代サッカーで求められる「マルチタスクをこなせる中盤」という理想像に最も近い選手のひとりとして、パシャリッチさんは評価されています。
課題:ビルドアップでの貢献度の低さ
多くの優れた特徴を持つパシャリッチさんですが、明確な弱点も存在します。
「一方、パシャリッチには明確なウィークポイントもある。組み立てでの貢献度が低い」という評価は、最も指摘されることが多い課題です。
ビルドアップとパスワークの限界
「低い位置でボールを持ったパシャリッチは、長いパスで局面を変えたり、ドリブルで相手を動かしたりといった高度なスキルは持ち合わせていない」という分析は、ボールを持ったときの能力の限界を示しています。
ボールを持っていない状態での飛び出しや動き出しは世界トップレベルですが、自らがビルドアップの起点となることは得意ではありません。
「インターセプトを狙う相手の動きが見えておらず、パスミスとなってしまう場面も散見される」という点も課題として指摘されています。
「ビルドアップでの貢献度は低いと言わざるを得ないだろう」という評価は、パシャリッチさんを起用する際に周囲の選手がビルドアップをカバーする必要があることを示しています。
チームシステムへの依存性
パシャリッチさんの弱点がビルドアップにあることは、チームの戦術設計に大きな影響を与えます。
アタランタのガスペリーニ監督はこれを熟知した上で、ビルドアップはコープマイネルスさんや他の選手に担わせ、パシャリッチさんの特長である「飛び出し」と「得点力」に特化した役割を与えました。
この明確な役割分担こそが、アタランタでのパシャリッチさんの成功の根拠です。
クロアチア代表でもモドリッチさんやコヴァチッチさんがビルドアップを担い、パシャリッチさんは得点力と守備強度を担うという役割分担が機能しています。
弱点と強みの裏表関係
パシャリッチさんのビルドアップへの貢献度の低さは、実は3列目からの飛び出しという強みの裏返しでもあります。
常に前線への侵入を狙っているため、後ろでボールを受けて組み立てに関与する時間が少なくなるのは、ある意味必然的です。
得点力と組み立てを両立させるより、得点力に特化したロールに徹することで最大限の価値を発揮できるという判断が、パシャリッチさんのプレースタイルの本質を表しています。
マリオ・パシャリッチのプレースタイルと経歴
- マインツ生まれのクロアチア人選手プロフィール
- ブドウ球菌感染症克服とプロデビュー
- チェルシーのローン・アーミーから4カ国放浪時代
- アタランタで開花したキャリア
マインツ生まれのクロアチア人選手プロフィール
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マリオ・パシャリッチさんは1995年2月9日、ドイツのマインツで生まれました。
ルーツはクロアチアにあり、すぐに両親の母国へ戻ってクロアチアでサッカーを始めました。
以下の表はパシャリッチさんの基本プロフィールをまとめたものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | マリオ・パシャリッチ(Mario Pašalić) |
| 生年月日 | 1995年2月9日 |
| 2026年04月22日現在の年齢 | 31歳 |
| 国籍 | クロアチア |
| 出身地 | マインツ(ドイツ)/ ルーツはクロアチア |
| ポジション | セントラルMF / 攻撃的MF / 右ウィング |
| 身長 | 188cm |
| 体重 | 約80kg |
| 現所属クラブ | アタランタBC(イタリア・セリエA) |
| 市場価値 | 約700万ユーロ(2026年4月時点) |
| クロアチア代表 | 83試合11ゴール(2026年4月時点) |
マインツという特殊な出生地
ドイツのマインツで生まれたという出生地は、クロアチア人の両親が仕事でドイツに滞在していた際の出来事です。
その後すぐにクロアチアに戻り、サッカーもクロアチアで始めているため、パシャリッチさんのアイデンティティはクロアチア人です。
クロアチア代表への思いは強く、古巣ハイドゥク・スプリトへの愛着も含めて、クロアチアのフットボール文化を深く愛する選手として知られています。
「ハイデュクを救ったチェルシー移籍劇」という表現があるように、チェルシーへの移籍金がハイドゥク・スプリトの財政難解消に貢献したという背景も、パシャリッチさんの古巣愛の物語を作っています。
現在のアタランタでの評価と契約
現在のパシャリッチさんはアタランタBCと2028年までの契約を結んでおり、クラブからの信頼の厚さがうかがえます。
31歳という年齢ながら、2023-24シーズンのUEFAヨーロッパリーグ優勝にも貢献し、ベルガモの英雄のひとりとして記憶されています。
市場価値は約700万ユーロ(約12.6億円)で、全盛期より落ち着いているものの、W杯での活躍次第では再評価の可能性も十分にある存在です。
ブドウ球菌感染症克服とプロデビュー
パシャリッチさんのキャリアで最も衝撃的なエピソードは、プロデビュー前の命の危機です。
2012年、プロデビューを目前にした17歳のとき、ブドウ球菌感染症という深刻な病に侵され、選手生命どころか命の危険にさらされました。
11歳でのハイドゥク・スプリト加入
クロアチアでサッカーを始めたパシャリッチさんは、その才能を早くに認められ、11歳でクロアチアの名門ハイドゥク・スプリトのユースに加入しました。
ユース時代から得点能力が際立っており、U-17チームではMFながら17ゴールという驚異的な数字を残しています。
ハイドゥクのU-19チームでは選手権優勝に大きく貢献し、欧州中から注目される存在となっていました。
10代でこれほどの得点力を示したことが、チェルシーを含む欧州強豪クラブの目に留まるきっかけとなりました。
ブドウ球菌感染症という命の試練
2012年、ハイドゥクでのプロデビューを目前にしたパシャリッチさんは、ブドウ球菌感染症という深刻な病に侵されました。
この病は適切な治療がなければ命に関わる危険なもので、サッカー選手どころか命の危機にさらされました。
しかし、パシャリッチさんはこの苦難を乗り越え、2013年4月にプロデビューを果たします。
翌2013-14シーズンには10代でリーグ戦11ゴールという驚異的な数字を挙げ、欧州中の注目を集める存在となりました。
ハイドゥクでの実績とチェルシー移籍
病からの復帰後の活躍は目覚ましく、アタランタ入りした後のパシャリッチさんは「この経験が私を強くした」と述べています。
2014年7月には欧州強豪クラブのチェルシーへの移籍が実現しました。この移籍金はハイドゥク・スプリトの財政難解消に貢献し、クラブを救う形となりました。
命の危機を乗り越えた経験と、古巣への思い入れが、パシャリッチさんの精神的な強さの基盤となっています。
2013年にプロデビューを果たし、翌2013-14シーズンに10代でリーグ戦11ゴールを挙げたことが欧州トップクラブの注目を集めるきっかけとなりました。
この数字は、後にアタランタで実証されることになる「MFながら高いゴール量産能力」のルーツがすでに10代の段階から存在していたことを示しています。
チェルシーのローン・アーミーから4カ国放浪時代
2014年のチェルシー移籍は、パシャリッチさんのキャリアにとって大きな転換点でした。
しかし、「チェルシーで一度も出場することなく退団」という挫折を味わうことになります。
チェルシーのローン・アーミーとして各地を転々
当時のチェルシーは若手選手を獲得してはヨーロッパ各地にレンタルに出す「ローン・アーミー」方針をとっていました。
パシャリッチさんもその一員として、スペインのエルチェ、フランスのASモナコ、イタリアのACミラン、ロシアのスパルタク・モスクワと4年間で4カ国5クラブを渡り歩きました。
| 時期 | クラブ | 国 |
|---|---|---|
| 2014〜2015 | エルチェFC(ローン) | スペイン |
| 2015〜2016 | ASモナコ(ローン) | フランス |
| 2016〜2017 | ACミラン(ローン) | イタリア |
| 2017〜2018 | スパルタク・モスクワ(ローン) | ロシア |
| 2018〜(退団) | チェルシー(出場ゼロ) | イングランド |
ACミランでの大仕事
放浪の4年間の中でも特に印象的な出来事が、ACミラン在籍時の2016年のスーペルコッパ・イタリアーナです。
ユヴェントスとの決勝でPK戦の最後のキッカーを務め、チームに5年ぶりのタイトルをもたらしたのです。
大一番でPKの最後のキッカーという重圧の場面を冷静に決めたことは、パシャリッチさんの精神的な強さと大舞台での決定力を証明する出来事でした。
この放浪の4年間が、複数の言語・文化・戦術システムへの適応力を育み、現在の「複数ポジションをこなせる万能MF」としての基盤を作ったことは間違いありません。
スペイン・フランス・イタリア・ロシアという異なるリーグのサッカーに順応した経験は、戦術的な視野を広げ、どんな監督・チームにも適応できる柔軟性を生み出しました。
一方、チェルシーでの4年間で一度も公式戦出場がなかったという事実は、自分を理解してくれる監督・チームの重要性をパシャリッチさんに痛感させる経験でもありました。
この挫折が、ガスペリーニ監督という理解者との出会いの価値をより大きくしていることは、アタランタでの爆発的な成功を見れば明らかです。
アタランタで開花したキャリア
チェルシーでの挫折と放浪時代を経て、2018年7月にパシャリッチさんはアタランタBCへのローン移籍が実現しました。
「ガスペリーニのもと復活し、アタランタで才能が完全に開花する」という転換点の到来でした。
アタランタとの蜜月とチャンピオンズリーグ初出場貢献
2018-19シーズン、アタランタのチャンピオンズリーグ初出場というクラブ史の快挙に、パシャリッチさんは中心選手として貢献しました。
この活躍が評価され、2020年に完全移籍が実現。以後、ベルガモが第二の故郷となりました。
アタランタ加入後6シーズン(2018〜2024)での48ゴール30アシストという圧倒的な数字は、ガスペリーニ監督の戦術との相性が完璧であることを示しています。
「ガスペリーニスタイルとの相性が抜群ゆえに、今後もアタランタでプレーし続けてほしい選手だ」という評価は、監督と選手の理想的なマッチングを表しています。
2023-24 UEFAヨーロッパリーグ優勝
パシャリッチさんのアタランタでの最大の実績が2023-24シーズンのUEFAヨーロッパリーグ優勝です。
決勝でバイヤー・レバークーゼンを3-0で破り、クラブ史上初の欧州タイトルを獲得。パシャリッチさんはその歴史的な瞬間を体験した選手として記録されています。
クロアチア代表でもW杯3大会出場(2014・2018・2022)の実績を持ち、2022年カタールW杯での3位入賞にも貢献しました。
現在は2026年の北中米W杯に向けてクロアチア代表の重要なメンバーとして期待されており、代表での活躍次第では市場価値の再評価も見込まれています。
2014年の代表デビューから83試合11ゴールという代表での実績も、パシャリッチさんの長きにわたる代表への貢献を示しています。
ダリッチ監督の戦術変更(3バック化)においても、アタランタでの経験をフルに活かせるポジションでの活躍が期待されており、クロアチア代表の中盤の核として欠かせない存在です。
アタランタとの2028年まで有効な契約は、まだまだセリエAとヨーロッパで活躍する意思と能力を持ち続けることを示しています。
マリオ・パシャリッチのプレースタイルの総まとめポイント
- 1995年2月9日生まれ、ドイツ・マインツ出身クロアチア国籍のセントラルMF
- 3列目からペナルティエリアへ侵入する飛び出しが最大の武器
- ランパードに例えられる「遅れてボックスに入るラン」のタイミングが絶妙
- 左足15・右足22・ヘディング7とバランスの良いゴール分布
- 188cmの長身を活かした空中戦と多彩なフィニッシュが得点源
- 一試合で3〜4ポジションをこなせる戦術的柔軟性の高さ
- アタランタ加入後6シーズンで48ゴール30アシストという驚異的な数字
- ガスペリーニ監督のハイプレス・マンマーク戦術に最適な守備貢献もできる
- 課題はビルドアップでの貢献度が低いこと・低い位置でのパスミス
- 17歳でブドウ球菌感染症を克服し、命の危機からプロデビューを果たした
- チェルシーで4カ国5クラブ放浪の経験が適応力の源となった
- ACミランでスーペルコッパ優勝のPK最後のキッカーを務めた大仕事
- 2023-24 UEFAヨーロッパリーグ優勝でアタランタ欧州初制覇に貢献
- クロアチア代表としてW杯3大会出場・83試合11ゴールの実績
- 2028年までアタランタと契約、2026年W杯での活躍も期待される
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