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矢田修さんの年収について、具体的な金額が気になっている方は多いです。
山本由伸さんの専属トレーナーとして2024年からロサンゼルス・ドジャースに正式採用された矢田さんは、66歳という年齢でメジャーリーグの舞台に立つ異例の存在です。
ドジャースとの契約報酬に加え、大阪市東成区で矢田接骨院を経営し、キネティックフォーラム代表として全国で講習会も開催している矢田さんの収入源は複数にわたります。
この記事では、矢田修さんの年収推定と各収入源の内訳、そして世界最高峰のトレーナーになるまでの経歴を詳しく紹介します。
記事のポイント
①:推定年収は2200万〜3800万円と業界最高水準
②:66歳でドジャース正式採用された異例のトレーナー
③:独自メソッドBCエクササイズで山本由伸を覚醒させた
④:矢田接骨院と講習会・教育事業が年収を底上げ
矢田修の年収はいくら?ドジャース契約と報酬の全内訳
- 【ドジャース契約】矢田修の推定年収と業界相場
- 矢田接骨院の院長収入|知名度が生む高収益
- キネティックフォーラムの講習会・教育事業からの収入
- 矢田修の推定年収総額は2200万円〜3800万円
- 山本由伸MVP獲得で年収がさらに跳ね上がる理由
- ムーキー・ベッツへの指導が示す報酬拡大の可能性
【ドジャース契約】矢田修の推定年収と業界相場
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まず年収の最大の柱であるドジャースとの契約から確認してみましょう。
矢田修さんは2024年、山本由伸さんのドジャース移籍に伴い、球団正式スタッフとして採用されています。
ここで重要なのは、矢田さんへの報酬が山本由伸さん個人から支払われるのではなく、ドジャース球団が直接契約・支払いをしているという点です。
これは「特定選手のパーソナルトレーナーを球団が正式に採用する」という非常に珍しいケースで、矢田さんの実力と山本由伸さんとの信頼関係が球団に認められた形といえます。
MLBトレーナーの年収相場
MLBに所属するアスレティックトレーナーの年収は、米国の調査によると以下の通りです。
| 区分 | 年収目安(USD) | 円換算(約) |
|---|---|---|
| MLBトレーナー平均 | $64,000 | 930万円 |
| MLBトレーナー最高 | $132,000 | 1,920万円 |
| 経験25年以上 | $80,000以上 | 1,160万円以上 |
矢田さんは「一般的な球団所属トレーナー」ではなく、山本由伸さん専属のパーソナルトレーナーという特別な立場です。
高額報酬が期待できる4つの根拠
1つ目は、40年以上のキャリアを持つ日本随一の専門家であることです。
矢田さんは1980年代から独自の身体動作理論を研究し続け、今では日本国内でも唯一無二のメソッドを持つ存在となっています。
2つ目は、世界的に注目される独自メソッドBCエクササイズの創始者であることです。
BCエクササイズは筋力トレーニングに依存せず、身体の内側から動作の質を高めるという革命的なアプローチで、世界最高峰の選手たちに支持されています。
3つ目は、山本由伸さんという投手史上最高額の契約選手の専属トレーナーであることです。
山本由伸さんはドジャースと12年・3億2500万ドルという超大型契約を結んでいます。
その選手を支えるトレーナーに球団が支払う報酬が高くなるのは、当然といえば当然です。
4つ目は、ムーキー・ベッツをはじめとする他のドジャース選手への指導実績もあることです。
山本由伸さん専属でありながら、チームメイトにも影響を与えているとなれば、球団にとっての付加価値はさらに高まります。
これらを総合すると、矢田修さんのドジャースからの契約報酬は年間1200万円〜1800万円程度と推定されます。
MLBトレーナーの平均年収930万円の1.3〜2倍という水準は、矢田さんの実績と希少性を考えると妥当な範囲ではないでしょうか。
ちなみに、日米を往復しながらのサポート形態を考えると、渡航費・滞在費なども球団が負担している可能性が高く、実質的な待遇はさらに手厚いと見られています。
矢田接骨院の院長収入|知名度が生む高収益
ドジャースとの契約以外にも、矢田さんには重要な収入源があります。
それが大阪市東成区に構える矢田接骨院の経営です。
矢田さんはここの院長として、今もアスリートや一般患者の施術を行っています。
接骨院院長の一般的な年収
日本における接骨院院長の年収相場は、一般的に600万円〜800万円程度とされています。
規模の大きな接骨院や複数スタッフを抱える院長クラスでは1000万円を超えることもありますが、平均的な水準はこのくらいです。
矢田修さんの場合に特別なプレミアムが乗る理由
矢田修さんの接骨院は、一般的な接骨院とは大きく異なるブランド力を持っています。
山本由伸さんがインタビューなどで「矢田先生」と繰り返し言及したことで、矢田接骨院の知名度は一気に全国区となりました。
その結果、全国から治療を求めるアスリートや、矢田さんの技術を学びたい治療家・トレーナーが訪れるようになっています。
これだけのブランド価値があれば、施術料金も一般相場より高く設定できます。
また、矢田接骨院にはキネティックフォーラムの認定施術院というステータスもあり、技術の高さが対外的に証明されています。
ただし、矢田さんはドジャースのシーズン中は渡米することも多く、接骨院での施術時間は限られています。
オフシーズンを中心に施術を行うスタイルになっていると考えられるため、フル稼働の院長と比べると稼働日数は少なめです。
それでも希少な施術体験として高い需要があることを考えると、接骨院からの年収は推定500万円〜1000万円程度と見ることができます。
矢田接骨院は大阪市東成区に位置し、最寄り駅からも通いやすい立地にあります。
「矢田先生に診てもらいたい」という方にとっては、聖地のような場所になっているかもしれませんね。
施術を通して積み重ねたデータと経験が、矢田さんのトレーナーとしての深みを作り上げているともいえます。
接骨院の経営は単なる収入源にとどまらず、矢田さんの理論をブラッシュアップし続けるための実践の場でもあるのです。
キネティックフォーラムの講習会・教育事業からの収入
矢田修さんの収入の3本目の柱が、キネティックフォーラムを通じた教育事業です。
キネティックフォーラムは矢田さんが1988年に設立した研究・教育団体で、全国の治療家やトレーナーにBCトータルバランスシステムの理論と技術を伝えています。
キネティックフォーラムの規模感
現在、キネティックフォーラムは全国に複数の支部を展開しています。
本部(大阪)をはじめ、愛知・関東・九州・京都・中四国・奈良・兵庫・海外と幅広いネットワークを持ちます。
全国50箇所以上の認定施術院が登録されており、各施術院からの会費収入も継続的な収益となっています。
テクニカル講習会の収益性
年4回開催されるテクニカル講習会は毎回定員に達して締め切られるほどの人気です。
治療家・トレーナー・理学療法士・アスリート・一般の方まで幅広い参加者を集めており、1回あたり数万円規模の参加費が設定されていると推定されます。
年4回の定期講習会に加え、各支部での勉強会や特別セミナーも開催されており、教育事業全体での収入規模は相当なものになります。
ワールドシリーズ後の注目度アップ
2025年、山本由伸さんがワールドシリーズMVPを獲得したことで、矢田修さんへの注目度は急上昇しました。
「矢田先生のメソッドを学びたい」「BCエクササイズを習得したい」という治療家やトレーナーが急増し、講習会への問い合わせも大幅に増加していると考えられます。
BCエクササイズを学ぼうという動きは日本国内にとどまらず、MLBでの注目を受けて海外からの関心も集まっています。
キネティックフォーラムの海外支部がある点も、グローバルな展開を意識したものといえます。
これらを総合すると、講習会・教育事業からの年収は推定500万円〜1000万円程度となります。
今後、講習会の頻度増加や海外展開が加速すれば、この部分の収入がさらに拡大する可能性は十分あります。
矢田修さんは治療家・トレーナーとしての収入を得ながら、次世代の治療家を育てる教育者としての役割も担っているわけです。
「山本由伸を育てたメソッド」というブランドは、教育事業においても強力な集客力を発揮し続けるでしょう。
矢田修の推定年収総額は2200万円〜3800万円
ここまで見てきた3つの収入源をまとめると、矢田修さんの年収は以下のように推定されます。
| 収入源 | 推定年収 |
|---|---|
| ドジャース契約報酬 | 1200万円〜1800万円 |
| 矢田接骨院収入 | 500万円〜1000万円 |
| 講習会・教育事業 | 500万円〜1000万円 |
| 推定年収合計 | 2200万円〜3800万円 |
プロ野球チームのトレーナーの平均年収が500万円〜800万円と言われる中、矢田修さんはその3〜5倍という水準です。
これは突出した数字に見えますが、内訳を考えると妥当な範囲といえます。
なぜこれほど高い年収が実現できるのか
まず、矢田さんは複数の収入源を持つ点が他のトレーナーと異なります。
MLBとの契約・接骨院経営・教育事業という3本柱が揃っているからこそ、この水準が実現しています。
次に、代替不可能な専門性という点が年収を押し上げています。
BCエクササイズは矢田修さんが40年以上かけて作り上げた独自メソッドです。
世界中を探しても矢田さん以外に同じ指導ができる人間はおらず、この希少性が報酬水準を高く維持しています。
また、山本由伸さんというワールドクラスの実績が対外的な信頼性を担保しています。
「あの山本由伸のトレーナー」というブランドは、接骨院の施術料から講習会の参加費まで、あらゆる場面でプレミアムを生み出します。
さらに、プロ野球やMLBという発信力の高い舞台での露出が継続的なマーケティング効果を生んでいます。
山本由伸さんが活躍するたびに矢田修さんの名前が報道され、新規の顧客・受講者が集まる好循環が続いています。
2200万円〜3800万円という年収はあくまで推定ですが、これだけの根拠と実績がある以上、この水準が維持・成長していくことは十分に考えられます。
山本由伸MVP獲得で年収がさらに跳ね上がる理由
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2025年のワールドシリーズで山本由伸さんがMVPを獲得したことは、矢田修さんの年収にとっても大きなターニングポイントになりました。
なぜ山本由伸さんの活躍が矢田さんの年収を押し上げるのか、その仕組みを整理してみます。
メディア露出の急増とブランド価値の向上
山本由伸さんがワールドシリーズMVPを受賞した直後、試合後インタビューで何度も「矢田先生」の名前を口にしました。
これによって矢田修さんの名前は一夜にして日米のスポーツメディアで広まり、「山本由伸を作った男」として大きな注目を集めました。
スポーツ専門誌やテレビの取材依頼が殺到したと見られており、メディア出演料や取材協力費という新たな収入源が生まれた可能性もあります。
講習会の需要が拡大
「世界一の投手を支えたメソッドを学びたい」という需要は、ワールドシリーズMVP獲得後にさらに拡大したと考えられます。
キネティックフォーラムの講習会は従来から定員を超えるほどの人気でしたが、この実績が加わることで参加希望者がさらに増加します。
講習会の開催回数を増やしたり、参加費を引き上げることも可能な状況になっており、教育事業からの収入増が見込まれます。
書籍・コンテンツへの関心
矢田修さんはBCエクササイズに関する著書も出版しています。
山本由伸さんのMVP獲得を機に「矢田先生の本を読みたい」という人が増えれば、印税収入や電子書籍販売なども収入増につながります。
現在、BCエクササイズの解説動画やオンライン講座の需要も高まっており、デジタルコンテンツ事業への展開も視野に入ってくるかもしれません。
いずれにしても、山本由伸さんの世界的な活躍は矢田修さんの人材としての価値を大きく高め続けています。
単純に年収が上がるというよりも、活躍の舞台が広がることで今後も年収の上積みが続いていく構造が生まれているといえます。
ムーキー・ベッツへの指導が示す報酬拡大の可能性
矢田修さんが指導しているのは山本由伸さんだけではありません。
MLBを代表するスーパースター、ムーキー・ベッツさんへの指導実績があることが知られています。
ムーキー・ベッツさんはドジャースの中心選手で、内野手・外野手として異例のレベルを誇る万能選手です。
ベッツへの指導がもたらす意味
ムーキー・ベッツさんが矢田修さんの指導に興味を持ったのは、山本由伸さんの身体の使い方や投球フォームへの変化を身近で見ていたからだと考えられます。
チームメイトとして「矢田先生の指導を受けてみたい」と感じたのは自然な流れです。
ドジャース内で矢田修さんのメソッドが広がりを見せているとすれば、山本由伸さんの専属という枠を超えた存在になりつつあります。
MLBへの普及が年収を押し上げる可能性
仮に矢田修さんのBCエクササイズがMLBの複数選手に採用されるようになれば、球団から追加の報酬が支払われる可能性があります。
チームトレーナーとしての位置づけが強まれば、現在の専属契約よりも高い報酬で再契約が行われることも考えられます。
また、MLBの他球団からも「矢田式トレーニングを取り入れたい」というオファーが来れば、コンサルティング収入という形で新たな収益が生まれます。
BCエクササイズは身体操作の科学として、野球だけでなくバスケットボールやアメリカンフットボール・陸上競技など他のスポーツにも応用できます。
MLB経由で北米スポーツ界に名前が知れ渡れば、矢田修さんの活躍舞台はさらに広がる可能性があります。
66歳という年齢でメジャーリーグに挑戦し、実績を積み上げているこの事実は、矢田さんの報酬拡大が今後も続く可能性を示しています。
スポーツ界全体が注目するポイントだと思うので、今後の動向をしっかりフォローしていきたいですよね。
矢田修の年収を生んだ経歴とBCエクササイズの力
- 矢田修のプロフィールと柔道整復師としての出発点
- キネティックフォーラム設立とトップ指導への転換
- 山本由伸との出会いが矢田修の年収を変えた転機
- 66歳でドジャース正式採用が実現した理由
- BCエクササイズとは|400種類の地道な身体革命
矢田修のプロフィールと柔道整復師としての出発点
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矢田修さんの年収2000万円超えの背景には、40年以上にわたる積み重ねがあります。
まず基本的なプロフィールを確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 矢田修(やだ おさむ) |
| 生年 | 1959年 |
| 2026年03月14日現在の年齢 | 66歳 |
| 出身地 | 香川県 |
| 資格 | 柔道整復師 |
| 職業 | トレーナー・治療家・身体動作指導家 |
| 所属 | 矢田接骨院院長(大阪市東成区) |
| 団体 | キネティックフォーラム代表 |
| 現在の役職 | ロサンゼルス・ドジャース パーソナルトレーナー |
| 主な指導選手 | 山本由伸・筒香嘉智・ムーキー・ベッツほか |
矢田修さんは1959年、香川県で生まれました。
幼少期から身体を動かすことが好きで、スポーツに親しんで育ったといいます。
柔道整復師としての出発点
20代前半で柔道整復師の資格を取得し、接骨院を開業したのが矢田さんのキャリアのスタートです。
当初は地域の人々の怪我や痛みを治す、ごく一般的な接骨院でした。
しかし、矢田さんは「症状を取るだけでは本当の治療ではない」という疑問を早くから持っていました。
痛みの根本原因は何か、そもそもなぜ人は同じ動作でも怪我をする人としない人がいるのか——そういった本質的な問いに向き合い続けた結果、独自の研究へと踏み込んでいきました。
この「原因を根本から解決したい」という姿勢が、後のBCエクササイズの核心思想につながっています。
一般的な接骨院業務をこなしながら、空き時間には身体の動作メカニズムを研究し続けた矢田さんの姿は、まさに地道な職人の歩みです。
その積み重ねが、40年後に世界最高峰の球団で認められる技術として結実しました。
最初から「メジャーリーグを目指す」という野心があったわけではなく、目の前の患者やアスリートを本気で助けようとし続けた結果が、世界一への道を開いたのです。
キネティックフォーラム設立とトップ指導への転換
矢田修さんが一般的な接骨院経営から、トップアスリートを指導するトレーナーへと転換するきっかけとなったのが、1988年のキネティックフォーラム設立です。
設立から37年が経つ現在、このフォーラムは矢田さんの活動の中核として機能しています。
キネティックフォーラムとは
キネティックフォーラムは、矢田修さんが独自に開発したBCトータルバランスシステムの理論と実践を全国の治療家やトレーナーに伝えるための教育団体です。
「キネティック」は「運動の・動的な」を意味する英語で、身体の動きを科学的に理解・改善することをテーマに活動しています。
現在は全国に10以上の支部を展開し、本部(大阪)のほか愛知・関東・九州・京都・中四国・奈良・兵庫、そして海外支部まで持つ大規模な組織に成長しました。
1996年NPO法人設立
1996年には、NPO法人スポーツ健康援護会を設立しています。
スポーツ現場での活動にとどまらず、社会貢献という視点でスポーツと健康を結びつける取り組みを広げたのです。
NPO法人としての活動は、矢田さんの理念が商業的な成功だけでなく社会全体への貢献にあることを示しています。
2000年代からのトップアスリート指導
矢田修さんの評判は口コミで徐々に広がり、2000年代に入るとプロ野球選手やオリンピック選手などトップアスリートが矢田接骨院を訪れるようになりました。
筒香嘉智さんをはじめとする一流選手への指導実績が積み上がり、矢田修さんは「アスリートの身体を根本から変えるトレーナー」としての地位を確立していきました。
この時期の実績があったからこそ、2019年に山本由伸さんとの出会いが実現したともいえます。
地道に理論を磨き、実績を積み重ねてきた20年間が、世界最高峰のトレーナーへの道を開いたのです。
山本由伸との出会いが矢田修の年収を変えた転機
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矢田修さんの年収と社会的認知度を大きく変えたのは、2019年の山本由伸さんとの出会いです。
これが全ての転換点といっても過言ではありません。
出会いのきっかけ
山本由伸さんがオリックス・バファローズに在籍していた2019年、野球用品ブランドIp Selectの代表・鈴木一平さんの紹介で矢田修さんと出会いました。
プロ入り直後の山本由伸さんは、すでに高い能力を持ちながらも身体の使い方に課題を感じていました。
矢田修さんは初対面で山本由伸さんにこう伝えました。
「今の投げ方の延長線上では、あなたの理想には届かない。フルモデルチェンジが必要です。」
この言葉に対して山本由伸さんは即座に「じゃあ、そうします」と答えたといいます。
フルモデルチェンジの内容
矢田修さんの指導は、一般的なフォーム修正やトレーニングプログラムの提供ではありませんでした。
立ち方・重心の置き方・呼吸・姿勢という、投球の根幹をなす基礎動作を一から作り直す作業です。
これは高校時代から磨き上げてきた投球フォームを捨てることを意味しており、プロ野球選手としてリスクも大きい決断でした。
しかし、山本由伸さんはその改造を受け入れ、矢田修さんへの信頼を深めながら取り組みました。
結果は誰もが知る通りです。
山本由伸さんはNPBで最多勝・最優秀防御率・最多奪三振を複数回獲得し、2023年WBCでは日本代表の主力として世界一に貢献しました。
そして2024年にはドジャースと12年・3億2500万ドルの大型契約を締結、2025年にはワールドシリーズMVPを獲得するまでに成長しました。
この圧倒的な実績の背景に矢田修さんの指導があると知られるようになったことで、矢田さんへの評価も世界レベルに引き上げられました。
66歳でドジャース正式採用が実現した理由
2024年、山本由伸さんのドジャース移籍と同時に矢田修さんも球団正式スタッフとして採用されました。
当時66歳。これはMLBどころかプロスポーツ界全体でも異例中の異例といえる出来事です。
ドジャース球団社長の反応
ドジャースの球団社長はその後のインタビューで、矢田修さんの練習法について「最初は信じられなかった」と語っています。
ウェイトトレーニングをほとんど行わず、独特のエクササイズで身体を整える矢田式アプローチは、データと筋力重視の米国野球界の常識からすれば異色です。
それでも球団が正式採用に踏み切ったのは、山本由伸さんの身体の仕上がりと実績が何よりの証拠となったからです。
66歳でも採用された本質的な理由
矢田修さんが66歳で採用された理由の本質は「結果が全てを物語っていたから」に尽きます。
山本由伸さんの中0日での連投、シーズンを通した高いパフォーマンス維持、そして身体の耐久性——これらすべてが矢田式トレーニングの成果として体現されていました。
66歳という年齢は、矢田さんにとって40年以上の実践と研究の積み重ねの結果であり、むしろ信頼の証です。
また、山本由伸さん自身が「矢田先生は欠かせない存在」と繰り返し発言していたことも、球団の意思決定に大きく影響したと考えられます。
世界最高のトレーナーを求めるドジャースにとって、年齢よりも実績と信頼性が判断基準だったわけです。
この採用は、日本のスポーツ科学と独自メソッドが世界水準で評価された象徴的な出来事として、スポーツ医学・トレーニング業界からも高く注目されています。
日本発の身体理論が世界最高峰の舞台で認められたという意味で、矢田修さんの存在はアスリートだけでなく、治療家やトレーナーにとっても大きな希望になっています。
BCエクササイズとは|400種類の地道な身体革命
矢田修さんの年収と世界的な評価を支えているのが、BCエクササイズという独自のトレーニングメソッドです。
BCはBalance & Coordinationの略で、身体のバランスと協調動作を最適化することを目的としています。
BCエクササイズの基本思想
矢田修さんはBCエクササイズの核心をこう表現しています。
「正しく立てない者は、正しく歩くことはできない。正しく歩けない者は、正しく走ることはできない。正しく走れない者は、正しく投げることはできない。」
この言葉が示す通り、BCエクササイズは「立つ」「歩く」「走る」という基礎動作の質を高めることから始まります。
筋力を増やして力で押し切るのではなく、正しい動作パターンを身につけることで最大限のパフォーマンスを引き出す——これがBCエクササイズの根本思想です。
400種類以上のエクササイズ
BCエクササイズには400種類以上のエクササイズが含まれています。
一見地味に見える動きがほとんどですが、繰り返すほどに身体の深い部分——インナーマッスルや固有受容感覚——が研ぎ澄まされていきます。
山本由伸さんも「地味だけどずっとやれる」と語っており、継続できる設計になっていることも重要なポイントです。
なぜウェイトトレーニングをしないのか
現代のスポーツ科学では筋力強化が重視されており、ほとんどのプロアスリートがウェイトトレーニングを取り入れています。
矢田修さんのアプローチはその流れとは逆で、「余分な筋肉は身体の連動性を邪魔する」という考えに基づいています。
山本由伸さんは投手として異例なほど怪我が少なく、毎年シーズンを通して高いパフォーマンスを維持しています。
これはBCエクササイズが肩・肘への負担を最小化した動作設計を重視しているからです。
「使いすぎない、無駄に力まない、正しく動く」——このシンプルな原則が、長くトップで活躍できる身体を作るのです。
BCエクササイズはスポーツ医学・身体運動学の観点から見ても非常に先進的なアプローチで、今後の研究と普及が期待されている分野です。
矢田修さんという存在は、日本発の身体科学が世界に通用することを証明した先駆者といえるでしょう。
矢田修の年収|ドジャース契約の報酬総まとめ
- 矢田修さんの推定年収は2200万円〜3800万円と推定されている
- 収入源はドジャース契約報酬・矢田接骨院・キネティックフォーラムの3本柱
- ドジャースからの契約報酬は1200万円〜1800万円と推定
- MLBトレーナーの平均年収930万円を大幅に上回る水準
- 矢田接骨院(大阪市東成区)の院長収入は推定500万円〜1000万円
- キネティックフォーラムの全国講習会・教育事業からの収入は推定500万円〜1000万円
- 1959年香川県生まれ、柔道整復師資格を持つ
- 66歳でドジャース正式採用という異例のキャリア
- 1988年にキネティックフォーラムを設立、全国に10以上の支部を展開
- 独自メソッドBCエクササイズは400種類以上のエクササイズで構成
- 2019年に山本由伸さんと出会い、フルモデルチェンジを施した
- 山本由伸さんの2025年ワールドシリーズMVP獲得で名声がさらに高まる
- ムーキー・ベッツへの指導実績もあり、チーム全体への影響力が拡大中
- BCエクササイズは筋力強化ではなく動作の質と身体の連動性を重視する革命的手法
- 世界一の投手を支えた矢田修さんの年収と実力は今後もさらに成長が期待される
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